身体にやさしい冬マフィンセット
春夏秋冬。
四季の移り変わりの中で
私たちは暮らしていて
その季節とともに
様々なものが変化します。
そんな日々の中で
毎日欠かせないこと
それが「食事」です。
暮らしを「衣・食・住」
そう表した時にも
3つの中に出てくるほど
生きる上で大切なことのひとつ。
ご存知の通り
それぞれの季節には
旬の食材があり
その食材はその季節の身体に適した
効能を持っているのです。
「薬膳」
その言葉を目にすると
漢方や生薬のような
気難しいイメージがあるかと思います。
でも、本当の意味は
「その季節のものを身体に取り込むこと」
そして、それにより
「身体を整えること」
それこそが薬膳の考え方なのです。
国際中医師の
KUNCAFE/ゆうさん監修により
生まれた新たなシリーズ
「身体にやさしいマフィン」
美味しく、楽しく、
そして健康にをコンセプトに
私たちでは思いつかないような
そして、癖がなく食べやすいような
今までにない食材を組み合わせ
季節ごとに、期間限定で、
その時の身体にぴったりな
マフィンをお届けしていきます。
1.冬のテーマは「エネルギー」と「黒」
秋マフィンをお届けの際に
〝冬に向けて体力を蓄える時期〟
と綴っていたのですが
その身体に蓄えたエネルギーを
外へ漏らさないようにと
毛穴が引き締まるのが「冬」
エネルギーをどんどんと蓄え
これから1年を生きる為の
備えをする季節です。
だからこそ、太陽の光
その気をあびた食材は
この季節特に良いとされています。
また、皆さんご存知のとおり
冬は寒いです。
そのため、
身体をあたためる食材を
摂取することも大切なのです。
そんな身体の状態を整える
冬の食材のテーマは「黒」
「腎臓」や「膀胱」の調子を整える
食材を教えていただきました。
干柿・カルダモン
シナモン・ジンジャー
黒豆・小豆・黒胡麻
きっと
なかなか日常的にこの組み合わせで
摂取されているという方は
少ないであろう食材たちを
美味しく感じられるバランスになるよう
量や切り方なども試作を繰り返し
2種の身体にやさしいマフィンが
冬季限定で完成しました。
そして、当たり前のことですが
身体のためを思い
夜は早めに休み、よく寝ることも
今の季節は特に大切だそう。
2.干柿とチャイのお豆腐マフィン
いつものお豆腐マフィンとは異なり
豆乳とアッサム茶葉でつくる
特製ミルクティーを使用した
お豆腐マフィン生地に
カルダモン、シナモン、ジンジャー
そして太陽の光をいっぱい浴びた
干柿を入れて混ぜ込んでいきます。
生地を型に入れ込んだら
ほんの少しシナモンパウダーをふり
焼き上げていきます。
ひと口食べると
まるでチャイを飲んでいるかのように
ふわっといいスパイスの香りが
広がります。
そこに、ほんのり
干柿の甘さが加わり
全体をマイルドに
整えてくれているのです。
かつてより重宝されてきた
スパイスが3種入った
チャイ好きにはたまらない
マフィンです。
ちなみに、ジンジャーは
ほのかに香る程度のみ
入っておりますので
お子様でもお召し上がりいただけます。
⚪︎食材のこと
・干柿
干柿は、渋柿を干すことで
その渋さが甘みに変化し
水分が適度に抜け
旨味が凝縮された状態の柿です。
干柿=古めかしいもの
というイメージを持つ方も
いらっしゃるかと思いますが
実は今、栄養豊富で
ダイエットや美容に期待できると
若年層にも人気を集めているのです。
βカロテンやカリウム
食物繊維、タンニン
そしてビタミンAと
日本人が不足しがちな
栄養素を豊富に備え持っており
便秘解消効果や
ダイエット効果
アンチエイジング(美容効果)
高血圧予防などが期待できる
とされるスーパーフードなのです。
また、「肺」「脾臓」
「胃」「大腸」によく
吐血、喀血、血淋、腸風
などに適応効果が期待されます。
・カルダモン(ショウズク)
高さは約3mにもなる
ショウズク(和名)とも呼ばれる
ショウガ科の多年草です。
果実の大きさは1cm〜2cmで
その中に10粒ほど種子が入っています。
この果実を乾燥させたものが
スパイスとして市場に出回っているのです。
インドでは昔から薬として使用され
「高貴」と評されるその香りから
「スパイスの女王」とも呼ばれています。
北欧ではケーキやパン
日本ではカレー粉の原料にも
使われています。
また、たくさんの効能を
持っており
主成分「テルピニルアセテート」による
消化促進
シネオールによる
抗炎症作用、口臭予防
リラックス効果、発汗作用
呼吸器官の不調改善などが
あげられます。
「胃」「脾臓」にもよく
胃痛や腹痛、嘔吐などにも
適応効果が期待されます。
また、カルダモンには
身体をあたためるエネルギーも
秘められているのです。
・シナモン
クスノキ科に属している
常緑樹のシナモンは
世界最古のスパイスとも言われ
人間との関わりが深いスパイスなのです。
こちらは「スパイスの王様」と
呼ばれており
紀元前4000年頃から
防腐剤として使用され
現在でもインドでは
腹痛の治療薬に使用されています。
また、香料としても用いられ
大航海時代の冒険者たちが
命がけで求めたスパイスでもあるのです。
胃や腸を健康にしたり
血流を改善したり
むくみ予防や消化促進
糖尿病の予防・改善などにもなり
「腎臓」「脾臓」「心臓」「肝臓」によく
腎虚腰痛、胸痛、生理不順、腹痛
関節痛などに適応効果が期待されます。
・ジンジャー
ご存知の通り
ジンジャー=「生姜」のこと。
ショウガは、
高さ約30cm〜50cmの
多年生単子葉植物で
私たちが普段口にしているのは
根っこの部分です。
原産地のひとつでもあるインドでは
紀元前300〜500年前から
保存食や医薬品として使用されてきました。
辛味成分と
爽やかな香りがある生姜ですが
生姜の皮のすぐ下にある細管には
精油が含まれており
なんとその精油には
400種類もの香り成分が
詰め込まれています。
生姜がいろいろな場面で役立つ理由は
ここに秘められていたのです。
さらに少量の
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC
そして通常お野菜にはあまり含まれない
マンガンも含まれており
炎症を抑えたり
せきやのどの痛みを緩和したり
コレステロール値や血圧を下げたり
アンチエイジング効果
そして誰もが知る
身体をあたためるという
効果も期待されます。
それだけでなく
「肺」「脾臓」「胃」によく
風寒感冒、胃寒嘔吐
魚介のアレルギー反応などに
適応効果が期待されます。
3.黒豆と小豆の黒胡麻お豆腐マフィン
お豆腐マフィンの生地に
黒ねり胡麻
黒すり胡麻の2種を入れ
真ん中に小豆を入れて
閉じ込めます。
生地を型に入れ込んだら
黒豆と小豆をのせ
すこし黒すり胡麻をかけ
焼き上げていきます。
冬のテーマ色でもある
「黒」
見た目でも
黒色が伝わるよう
つくっております。
マフィンだけれど
和菓子を食べているような
感覚になる一品。
洋風なチャイマフィンと
和風な黒いマフィン
これまでの
「身体にやさしいマフィン」史上
最も味がはっきりと分かれており
お楽しみいただけるかと思います。
黒豆、小豆、黒胡麻が
面白いぐらいに手を取り合い
一緒に美味しさを届けてくれている
その不思議なハーモニーを
ぜひ、ご堪能くださいませ。
⚪︎食材のこと
・黒豆
大豆の品種のひとつでもある
黒豆は、平安時代には
既に栽培をされていたと言われています。
黒豆が身体にいいことは
古来より知られており
丹波などの黒豆の産地では
民間療法としても使用されておりました。
また、漢方として
数千年前より「黒豆衣」という名の
生薬としても利用されてきました。
ちなみに、お正月に黒豆を食べる理由は
〝邪気を払い災いを防ぐ〟や
〝健康や長生き〟を願い食す
といういわれがあります。
アントシアニンやイソフラボン
大豆たんぱく質、ミネラル類
食物繊維、オリゴ糖、ビタミンB
ビタミンEが豊富で
「脾臓」や「腎臓」によく
リウマチや吹き出物、水虫
腎虚腰痛、遺尿、薬物中毒
習慣性流産などに
適応効果が期待されます。
・小豆
歴史を辿ると
中国の薬学書に小豆の煮汁が
解毒剤として用いられたとして
記述をされており
薬効のある食材として
日本にも3世紀ごろに伝わり
古事記や日本書紀にも
記されているそうです。
8世紀ごろには
栽培もはじまったそうで
現在、日本では約80%が
北海道で栽培されています。
ちなみに、小豆をお米と炊き込んだ
いわゆる「赤飯」を祝事に食す風習は
江戸時代にはじまったそう。
主成分は、糖質とたんぱく質で
それ以外にも、ビタミンB1や食物繊維
カリウム、カルシウムなどが含まれ
「心臓」「脾臓」「小腸」によく
腹水、黄疸、尿道感染症
便血、疲労回復、むくみ
便秘などに適応効果が期待されます。
・黒胡麻(すりごま/ねりごま)
胡麻には
白胡麻、黒胡麻
茶胡麻、金胡麻の4種類があります。
その中でも
アンチエイジング効果が特に高く
漢方薬として主に配合される
黒胡麻を今回使用しております。
紀元前3世紀の古代エジプトで
健康に良いことや
薬用に使われていたことが
象形文字で記載されているほど
歴史深い食材。
日本でも縄文時代の遺跡から
ごまが出土しており
奈良時代にはごま油がつくられ始めました。
油=わるいもの
というイメージがあるかもしれません
確かに過剰に摂取すると
肥満にも繋がりやすいです。
しかし、適量であれば良し。
ごまには、良質な油が入っています。
そして、非常に栄養豊富なのです。
コレステロール値を下げる
不飽和脂肪酸のリノール酸が多く含まれ
ごまと言えばでお馴染み
過酸化脂質が増えることを抑制する
セサミン
さらに
たんぱく質、食物繊維
カルシウム、アントシアニン
ビタミンE、鉄、葉酸などが
1粒の中に詰まっています。
「肝臓」「大腸」「腎臓」によく
めまい、目のかすみ、早発性白髪
便秘、貧血などに適応効果が期待されます。
ちなみに、すりごまと、ねりごまの
栄養素は変わりません。
変わるのは、
身体への栄養の吸収率と
香ばしさ。
ねりごまの方が、吸収率が優れ
香ばしさが劣り。
すりごまの方が、香ばしさに優れ
吸収率が劣るのです。
4.隠れファンが多い
バター / 卵 不使用な
こぞらの「お豆腐マフィン」
名前の通り
お豆腐をベースに
作っており
通常のこぞらのマフィンより
しっとり、ふわふわで
ずっしりとしているのが特徴。
ちなみに、牛乳も使用せず
代わりに豆乳が入っております。
実は、隠れファンが多く
特に女性からの支持が高く
朝食には、もってこい。
あたためると
ふんわりとなり
より美味しくなります。
満腹感もたかく
腹持ちがいいので
間食に半分だけ
おやつの時間にひとくち
というふうに
日々の中で
少しずつ食べている
という方もいらっしゃるようです。
日々、
いろいろなことがるでしょう。
誰でも、疲れます。
元気がないことだってあります。
それでも朝はやってきて
新たな1日がはじまります。
そんな、今日を
明日を、明後日を
いきいきと過ごせますように
身体のことを労りながら
程よく自分を甘やかしながら
歩んでいけたら。
そんな日々の憩いの時間に
お供にしていただければ。
みなさんの健康と
笑顔溢れる毎日を願って
心を込めてお届けします。
商品について
「冬」限定発売
*内容
干柿とチャイのお豆腐マフィン
黒豆と小豆の黒胡麻お豆腐マフィン
2種のマフィンがそれぞれ2点
合計4点入ったセットです。
※他のマフィンのご指定や
中身の個数のご指定はでき兼ねます。
*冷蔵か冷凍か、どちらかお選びください。
※クール便代は商品価格に含まれております。
*ご注文から1週間以内に発送致します。
※基本的に1週間以内にお届けしておりますが
ご注文が重なったり、繁忙期には、2週間かかることがございます。
ご了承をお願いいたします。
*お客様のご都合による返品・交換はお受けできません。
*商品に不備があった場合は、商品到着後3日以内にご連絡ください。
返品・交換のご案内をさせて頂きます。(こぞら荘 0799-70-4582)
保存とお召し上がり方について
保存について*個包装フィルムのまま、冷蔵・冷凍で保存ができます。
冷蔵庫で2日。冷凍庫で1ヶ月程度が目安です。
*乳製品を使用しておりますので、
お取り扱いにはご注意願います。
*マフィンのフィルムを剥がし、
ラップに包んで電子レンジ500Wで20〜30秒ほど温めてください。
触れるとほんのり温かいくらいがおすすめです。
種類によって若干違ってきますので、手で確かめながら微調整をお願いします。
*冷蔵庫から出してすぐは生地がやや硬くなりますので、
30分ほど常温に戻すか、温めてお召し上がりください。
*凍ったままのマフィンのフィルムを剥がし、
ラップに包んで電子レンジ500Wで50秒ほど温めてください。
種類によって若干違ってきますので、
手で確かめながら微調整をお願いします。
*自然解凍(2〜3時間ほど)でも美味しくお召し上がりいただけます。
直射日光を避けて解凍し、夏場は冷蔵庫に入れて半日ほど解凍するか、
レンジでの解凍をお願いします。
*自然解凍(2〜3時間ほど)の場合は、
解凍後にトースターだけでも美味しくお召し上がりいただけます。