












島のお便り-2023秋便-
※今回の秋便は
通常の島のお便りと異なり
11/19(日)・11/26(日)の
17:00に発売いたします。
また、今回から初めて加わった
パウンドケーキは
11/19(日)発売は「栗」
11/26(日)発売は「蜜柑」が主役となり
素材が変化しますことご了承くださいませ。
海と山に囲まれ
瀬戸内の穏やかな気候と
豊かな自然、肥沃な大地に恵まれた淡路島。
日本最古の歴史書「古事記」
その冒頭を飾る国生み神話
そこに記述された〝おのころ島〟
これこそが淡路島なのです。
日本のはじまりの場所でもあるこの島には
美味しい食べ物がたくさんあります。
玉ねぎ、牛乳、淡路牛..
みなさんがご存知の食材はもちろん
まだまだ知られていない名産品や
こだわりの詰まった食材が
たくさんあふれています。
淡路島は、
古代から皇室や朝廷に食材を納め
「御食国」とも呼ばれていました。
現在でも食料自給率は
100%を超えております。
そんなこの島のとっておきの食材を
もっと知ってほしい!
もっと食べてほしい!
そんな想いから
季節の島の旬の幸でつくる
マフィンとスコーンのセットを
お届けすることにしました。
そして、ご一緒に
熱い想いとこだわりをそそぎ
その食材を手がけられている
素敵な島の方々もご紹介していきます。
淡路島に行ってみたい!
ここへ立ち寄ってみたい!
この農園さんの育てるものを食べたい!
そんな風に感じていただける
おやつになれば、嬉しく思います。
美味しいものを食べるひととき
それはたまらなく幸せな時間。
気づけば時間を忘れて
夢中になって食べてしまう。
食べ終わったら
ふわふわとした幸せな気持ちが残り
心にあたたかな灯がともる。
自分へのご褒美に
今日を頑張るための朝食に
なんでもない日の3時のおやつに
大切な方への贈り物に
島からの
季節の風をお届けいたします。
〔 紫芋のクランブルマフィン 〕

淡路島の真ん中
瀬戸内海に面する西の港町
五色町 / 都志
小川がながれ
田園風景が広がり
海の風が靡く場所で
自然栽培をされている
風戸自然農園。
実はKOZORASOUの
スタッフでもあり
農家さんでもある
兼業農家の風戸さん。
そして、2022年の
島のお便りに
ご使用させていただいた
「秋便」のさつまいも
「冬便」の花柚子を
栽培されている
森本自然農園さんの森本さんが
風戸さんのお師匠さんなのです。
農園名の「自然」は
まさに、その森本さんから
継承されたそう。
畑の場所も森本さんと近く
そんな風戸さんが手がける
パープルスイートロード
という品種の紫芋を使用した
マフィンをお届けいたします。
「直感」を大切に

今年で5年を迎える
風戸自然農園。
振り返れば
いつも「直感」を大切に
歩んできたそう。
農業をはじめる
きっかけですら
「直感」
愛媛県で生まれ育ち
縁もゆかりもない淡路島を
直感で選び移り住んだのが
全てのはじまり
まさかその地で
農業をするなんて
その時は想像もせず..。
実家が農家でもなく
農業の学校に通っていた
というわけでもないが
自然は昔から好きで
なんとなく魅力を感じ
ひっそりと農業を始めたそう。
もちろん、自分の農園を
持つなんてことは
全く考えていなかったが
とりあえず自分の名を付け
農園として野菜を作り始め
そうしている内に
さまざまな人とのご縁が繋がり
師匠・森本さんとも出会い
本格的に農業をすることになった。

1年目は
森本さんのところで研修を
2〜4年目は
研修をしながら
少しずつ自身で野菜を育て始めた。
当初は、森本さんの
畑のひと畝を借りる
というところから始まり
5年目となる今年の春から
自身の畑に当てる時間を増やし
本格的な農業がスタート。
畑は街の中に点在しているが
今は、それらを合わせると
おおよそ2反ぐらいの広さにまでになり
それは、25mプールが
約4つ分の広さに値する。
食べたいものを、育てる

年間を通して
ジャンルを問わず
何種もの野菜、果樹を作る
多品種少量生産。
その全てに
唯一当てはまるのは
「自身が食べたいもの」
だということ。
食べてみたいなら、作る
自分の暮らしを
自分でつくる。
人の営みとしての
究極の思考のような選択。

だからこそ、手間隙をかけ
肥料も農薬も、除草剤も使用せずに
栽培をする「自然栽培」で育む。
刈った草を敷いたり
育苗の土へも
刈った草や野菜の捨ててしまう
外葉などを積み上げ
年月をかけて
また土に還るような
土を使用する。
また、種取りのできるものは
種の取り繋ぎもしており
手間と愛情がそそがれ
育つからこそ
特別美味しいのです。
森本さんに機械を借りたり
トラクターの耕運をお願いしたり
することはあるそうですが
それ以外の
種蒔きから、収穫、出荷
という全工程を
1人でされているのです。
マーケットなどにも
出店をされているので
季節とともに移ろう
風戸自然農園の旬の食材を
いつか皆さんにも
お手にしていただきたいものです。
アメシストの如く美しき紫色

大地や自然の原理は
難しくも非常によくできていて
日々、様子を伺いながらも
基本的にはお水もあまりせず
雑草を刈ったり
栄養を芋に注ぐため
できる限りツルを返してあげたりと
生命力を信じて育んでいく
そうして形づいた
大地の恵み
マフィンにごろごろと
美しき紫色が埋もれる姿は
まるで鉱石のアメシストのよう。
鳴門金時のような
所謂〝さつまいも〟とは異なる
独特の香りや風味を
お楽しみくださいませ。
ちなみに
芋を掘り終わった後のツルは
畝に乗せておきます。
次の作付けのタイミングで
土にすき込んで耕し
土に還すことで
翌年、より育ちやすい
環境になるのです。
まだまだこれから..
何年もかけて
進化をし続けていくのです。
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風戸自然農園
Instagram:https://www.instagram.com/kazato_shizen_nouen/?ref=MICHAELAANDRUS&hl=am-et
〔 味噌と胡桃のお豆腐マフィン 〕

淡路島の真ん中
洲本の郊外
その地で180年もの間
家業として営む
「かわばたみそ」
味噌は発酵食品のため
基本的には旬はないが
かつてはこの時期に新味噌
と呼ばれる味噌が出回っていたり
身体が冷え始め
消化器官の働きが悪くなる季節
秋の終わりから冬にかけて
摂取することが望ましい
とされています。
「味噌は医者いらず」
という言い伝えがあるほど
健康効果を秘めた食材。
まだ徳川氏が政権を握る
江戸時代後期
はるか昔から
受け継がれ護られてきた
大切な味をマフィンと一緒に
お届けすることにしました。
美味しいお味噌は米麹から

初代 / 川端嘉代蔵さんが
醤油屋の丁稚として修行し
麹屋を始められたのが起源。
「美味しいお味噌は
米麹から。」
その言葉通り
麹作りの素材にこだわり
お米、塩、大豆、
そして淡路島の水で
昔ながらの製法と手作りで
時間や温度、水分を調整し
人の手で手間をかけて
米麹を作られています。
出来上がった米麹の麹菌が
まるで霜が降りたように
繊細に咲いて見えたとき
麹に綺麗な糀が咲いている
と言われるそうです。
出来上がった米麹の
「糀」が綺麗に咲いた時
既にお客様の喜ぶ顔が
想像できて嬉しくなるそうで
それほど
味噌作りには
米麹が作りが大切になってくるのです。
味噌ができるまで

お店の扉を開けると
いい麹の香りが漂っており
勢いよく身体を包み込む。
毎日、異なった工程を行い
味噌づくりをされているのですが
その中でも最も大切な
「米麹づくり」に伺いました。
見たこともない大きすぎる釜で
米麹をつくるために選定された
大量のお米を炊きます。
芳ばしいお米の香りとともに
視界が湯気に覆われていく。
60度以上では
麹菌が無くなってしまうため
熱々のお米を冷ましながら
少量ずつ分けていく。

そのお米を
麹菌を発生させるための施しをし
温度と湿度を管理された
専用の蔵へ閉じ込めます。
あまり事細かには
お伝えできないのですが
この蔵から取り出した頃には
美しき米麹ができています。

そして、擦り潰した大豆と
米麹を合わせる
熟成前の工程も拝見しました。
ハンドボールほどのサイズの
玉を壺の中に入れて
封をしていきます。
通常のお味噌は
ここから約3ヶ月熟成をすることで
美味しく完成を迎えます。
今回、使用をしました
合わせ味噌を構成する
白味噌は約1ヶ月
赤味噌は約2年の月日を熟成し
完成します。
米麹の力

麹菌には多くの物質を
有用な物質へと変換してくれる
力があります。
麹の酵素によって
加水分解された
タンパク質がアミノ酸に
また麹のアミテーぜが
デンプンをブドウ糖に変えます。
さらに、これによって
生み出されたオリゴ糖は
腸内にいる善玉菌の餌になり
腸を活性化します。
このような酵素の力で
様々な食材を柔らかくする
働きがあります。
麹にはビタミンB2 やB6
ナイアシンなどのビタミンB 群が
非常に豊富に含まれており
糖質、脂質、タンパク質など
エネルギー代謝を
補助する役割があります。
代謝を助けることにより
肌や髪の毛のツヤを
保つ働きを持っています。
和の食材を和の食材で

今回、ご使用するお味噌は
甘口味噌をベースに
赤味噌をブレンドした
まろやかでコクのあるお味噌です。
甘口味噌は
約1ヶ月の熟成で完成し
赤味噌は
約2年の熟成で完成します。
そうした年月をかけて
ブレンドされたお味噌を
同じく和の食材
「豆腐」と組み合わせ
胡桃の香ばしさを添えた
和のマフィンです。
かわばたみそさんの店頭では
数種類のお味噌を
ご購入することも可能です。
もちろん、今回使用させていただいた
あわせ味噌もございます。
新たな淡路島のお土産として
是非、お選びいただけますと幸いです!
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無添加味噌の「かわばたみそ」
TEL : 0799-22-4607
〔 ローゼルとチョコレートのマフィン 〕

冒頭で、淡路島には
美味しいものがたくさんある。
とお話をしましたが
そんなこの島で
年間200種近い固定種野菜とハーブ、
スパイスを栽培されている方がいます。
〝うかspice+〟さん。
肥料も、農薬も
除草剤も使わない
「自然栽培」という栽培方法で
力強い植物を育てられています。
これまでの数年
ハーブたちは
毎回スコーンに使用してきたのですが
初めてマフィンとして
お届けすることにしました!
そして、今回はあまり皆さんが
食されたことがないであろう
「ローゼル」という一年草を使用して
チョコレートと組み合わせました。
※世界では多年草扱いの国もございます。

こぞら荘のOPEN当初
店頭限定でお届けをしておりました
しっとりチョコのガナッシュマフィン
の生地をここで復刻!
みんな大好きなチョコ生地に
まるでラズベリーのような
心地の良い酸味を持ち
美しき赤色のローゼルジャムを
詰めた大人の甘酸っぱいマフィン。
ちなみに、このローゼルジャムも
もちろんお手製のもの。
ローゼルの果実の中で
食べられるのはガクの部分のみ。
果実の種を取り出し
周りのガクの部分だけを集め
特製のジャムを作るのです。
ローゼルをふりかける

島のお便りには
毎回、ハーブを同封しております。
香りをたのしむラベンダー
灯すホワイトセージなど
これまでにも同封をしてきましたが
今回はマフィンに使用をしております
「ローゼル」のドライを同封いたします。
手でつぶすというより
手で小さくちぎっていく
ようなイメージで
できる限り小さくしてください!

それをあたためたマフィンの上に
ふりかけて..
お召し上がりいただきたのです。
もちろん、かけらを
そのまま召し上がっていただいても
大丈夫でございます!
まるで梅干しの中に入っている
酸っぱい紫蘇のような風味を
お楽しみいただけるかと思います。
ほぼ無臭なので
そのような味がするのも
想像し難いのですが
噛んでいるとじんわり酸味が
溢れ出てくるのです。
せっかくの島のお便り
こうして普段体験されていないことを
お届けできる存在であれたら
と思うのです。
植物たちと会話をする

目に見えないもの。
「第六感」
これをきっと私たちと同じで
植物たちも感じていると思う。
だから、
〝育てる側の心〟を大切にしています。
とお話をされていました。
整った心と身体で
畑の野菜、植物たち
果物、ハーブと接するようにしている。
その気持ちが
味として、表現されていく。
お料理を作る時も
人と話す時も
何かを贈る時も
そこへ気持ちが入り込むと
伝わるものがある。
きっと皆さんも
そんな体験をされたことが
あると思います。
植物は、喋れないけれど
植物たちの心を読み取れるように
会話するようにしているそうです。
常に細かく観察して
気持ちを込めてつくることで
おいしいものが育つ。
「生きていく中で一番大切なことって
自分が一番いいコンディションでいること
じゃないですか?」
「一人一人が
食べたあとで、ほっとしたり
癒されたり、笑顔になったり
そんなシーンを
ハーブを通して届けられたら
と思ってつくっています」と。
実際、育てる人によって
同じ株や種を使用していても
見た目も異なって育っていくそうです。
不思議ですよね。
よりそれぞれのハーブの
個性が活きていくようにと
日々おまじないをかけながら
植物たちと会話をしていくのです。
〝ローゼル〟

期待される効能と作用
・疲労回復
・新陳代謝アップ
・生活習慣病の改善
・免疫力向上と感染症予防
・眼精疲労軽減
・美白効果
さて、次回の冬便は
どんなハーブが選ばれるのか。
その季節ごとに
旬のハーブやお花、スパイスを変えて
お届けできればと思っております。
その時々の島の香りを
お楽しみくださいませ。
※
うかspice+さんが
どこかのタイミングで淡路島内の
拠点をご変更されるかもしれません。
今後の取り組みや農園のことも
ご紹介してまいりますので
お楽しみに。
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うかspice+
HP : https://ukaspice.com
Instagram : https://www.instagram.com/uka_spice/
〔 自家焙煎珈琲「光の種」スコーン 〕

11月7日
こぞら荘から約30分ほどの距離に
新たなお宿が誕生しました。
おひとりさまで
こもるためのお宿
「hitorigomori」
そのお宿に隣接する場所に
KOZORASOU全店の自家焙煎珈琲を
焼いている焙煎所が佇んでおります。
お宿とともに
coffee roasteryが
動きはじめた今
焙煎して数日後の
一番美味しい状態の豆
自家焙煎珈琲
「こぞら荘 光の種」を
使用したスコーンを
島のお便り限定で作ることにしました。
山の上に流れる
穏やかで温かな時間を表現した
光の種blendという
こぞら荘を代表するblendを
エスプレッソに抽出し
生地に練り込みお作りしています。
お砂糖もエスプレッソと
相性の良い
ブラウンシュガーを使用しており
珈琲好きにはたまらない
香り高いスコーンが誕生しました。
「こぞら荘 光の種」

初めてこの手で焙煎をした時
その一粒一粒が
光の種に見えました。
その姿はあまりにも愛おしく
つい少年のような眼差しで
夢中で見つめては
ずっと心がはずんでいました。
珈琲豆の焙煎は、
その場所の環境や作り手の心により
味が変化すると言われています。
碧い海、せせらぎ、
木々の香りをはこぶ風
時々姿を表す猫、
鳥たちのうた声、
揺らぐ舟の波路
瞬きの間にゆだねるのは
この島の日常と、
私たちの願い。
日々の中から
小さな光の種を見つけられるような
ほんの少し今日が
いい日で終えられるような
そんな存在となれますように。
珈琲時間

「こぞら荘 光の種」は
いつの日か
香ったことがあるような
口にしたことがあるような
大切にしまっていた記憶や
忘れかけていた感覚が
ふと浮かび上がってくるような珈琲。
夏の暑い日だったか
しとしとと雨の降る日か
つんとする冬の朝だったか
ひとりで過ごした静かな夜か。
ひと口、ふた口
のんでいくほどにふわりと広がる余韻
その余韻の中になにかを思い出したり
想像したりすることは人それぞれ
だからこそ
まだ薄暗い早朝にも
真昼のひと休憩にも
3時のおやつのおともにも
夕暮れ時にも
夜風にふかれながらも
どんな時間も場面も選ばない
万人に愛されるブレンドなのです。
この珈琲に宿した想い同様に
スコーンを食べる時間が
いつの間にか椅子に腰掛け
深呼吸をしているような
おだやかな時間になりますように。

⚫︎blend分布イメージ
「こぞら荘 光の種」全ブレンドの中で
深煎りのなかの中煎りの焙煎具合
酸味:★★☆☆☆☆
苦味:★★★★☆☆
香り:★★★★☆☆
海の見える焙煎所から

綴っていた言葉の通り
珈琲豆の焙煎は
その場所の環境や作り手の心により
味が変化すると言われています。
だからこそ
美しい淡路島の自然を感じられる場所に
新たに焙煎所をかまえることにしました。
肌をなでる風の感触や
揺れる木立の音
海を眺める田畑の階段
鳥たちが踊るひろい空
そんな風景が
日常にある丘の上で
四季や天気、時間
移りゆくこの島の日々から
丁寧に焙煎をしています。
豆の気持ちに寄り添いながら
こつこつと研究と学びをくりかえし
また明日も飲みたくなるような
コーヒーをお届けします。
光の種blendは
エチオピア・コスタリカ
ブルンジ・ケニア
4つの産地の珈琲豆を
ブレンドしています。
それぞれが素晴らしい美味しさを
持った珈琲豆ですが
ブレンドをする事で
より奥深く、豊かな風味のある
珈琲となるのです。
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KOZORASOU自家焙煎珈琲
「こぞら荘 光の種」
こぞら荘 山の上の雑貨店にて
「光の種blend」を
のんきなリスにて
「のんきなリスblend」をご購入いただけます。
〔 蜜柑のパウンドケーキ 〕

島のお便り
お届け開始以来
マフィン:3点
スコーン:2点という
セット内容でずっと
お届けをし続けてきましたが
森の宿の
風のへや・月のへやにて
お部屋菓子でご用意をしております
パウンドケーキが忘れられなくて
また季節ごとに食べたくて..
そう以前より
お声をいただくことも多く
今回初めて
島のお便りのセット内容を変更し
マフィン:3点
スコーン:1点
パウンドケーキ:1点
という内容でお届けすることにしました。
昨年の秋同様、
淡路島の北部
明石海峡大橋を渡ってすぐ
岩屋地区にある古川農園さんが
育む食材を使用してお作り致します。
主役が変わる / 栗と蜜柑

古くは、お米作りをされており
50年ほど前に果樹に切り替えをされ
今では観光農園として
四季に沿って
いろいろな味覚を手がけられている
古川農園さん。
春には、たけのこ掘りを
初夏には、びわ狩りを
秋には、くり拾いやいも掘り、
みかん狩りを
晩秋、冬、初春には
完熟温州みかんや晩柑狩りを。
そんなたくさんの方の
笑顔があつまる農園さん
昨年の栗があまりに美味しく
忘れられず
今年もお声がけすることになりました。
しかしながら、
今年は栗の実りが少なく
旬の終わり頃ということもあり
非常に貴重な
最後の僅かなものを
分けていただくことに..
そのため、2便分はご用意ができず
1便目は「栗のパウンドケーキ」を
そして、栗同様
味見にどうぞといただいたのが
甘くて、ジューシーで
あまりに美味しく..
急遽、ご使用させていただく
ことになった「蜜柑」を使用し
2便目は「蜜柑のパウンドケーキ」を
お届けいたします。
どちらも古川農園さんの
育む素材たち。
寒くなってきましたので
こたつで蜜柑を食べるように
あたたかな空間の中で
お召し上がりいただきたいです。
「由良早生」

今回、パウンドケーキに
使用させていただいた蜜柑は
「由良早生(ゆらわせ)」と
呼ばれる品種のもの。
由良早生は
和歌山県日高郡由良町が原産地の
「宮川早生」と呼ばれる品種の
枝変わり品種
早いものは、10月にも
収穫ができる極早生の品種で
その中でも糖度が高いことが
由良早生最大の特徴。
由良早生が最も美味しい
と言われるほど
人気な秋みかんなのです。
名の通り
早い時期に収穫ができ
果皮は青みが残ったまま
出荷されることもあるそうです。
そんな極早生蜜柑が
さらに完熟した今の季節
こぞらのおやつにしては
少し甘いぐらいの
果実の甘みがぎゅっと詰まった
一品が完成しました。
蜜のような柑橘と書いて
「蜜柑(みかん)」
秋の実りを
存分にご堪能あれ。
こだわりと熟成

できる限り
自然のままの旨みを保ち
実らせるため
有機系肥料だけを使用し
化学肥料は一切使用せず
併せて地力向上・地温管理のため
除草薬剤は一切使用せず
草刈作業で除草されています。
春先の花芽抑制剤や夏の摘果剤、
秋の着色甘味促進剤や
浮き皮防止軽減剤等の
植物生長調整剤も一切使用せず
貯蔵にも
貯蔵病害防止薬剤や防腐剤は
一切使用されておりません。
倉庫での長期貯蔵はせず
樹勢の許す限り樹に生らして置き
熟成度を限界まで上げ
収穫されているのです。
そんな大切に育まれた蜜柑を
ご一緒に収穫させていただき
お店に戻り、自家製ママレードに。
そのママレードを生地に混ぜ込み
最後にクランブルをのせて焼くと
紅葉する木々のように鮮やかな
パウンドケーキが完成。
これから先のシーズン
みかん狩りもされておりますので
淡路島にお越しの際は是非
立ち寄ってみてくださいませ。
————————————————-
古川農園
〒656-2401
兵庫県淡路市岩屋3187-1
TEL : 0799-72-4192
web : https://furukawa-nohen.sakura.ne.jp
素材へのこだわり

主の食材だけでなく
マフィンを構成する素材にも
島の恵みやこだわりの食材を使用しています。
牛乳は、淡路島牛乳を。
淡路島の豊かな自然環境で育った
乳脂肪が3.5%以上の
乳牛から酪農家が搾った
新鮮で良質な原乳のみを使用しております。
また搾乳から生産までを
最短時間で処理しているため
牛乳本来のまろやかな甘みと豊かなコクが
特徴の新鮮で美味しい牛乳です。
卵は、淡路島・北坂養鶏場のもの。
日本でたった6%しかいない
「純国産鶏」の新鮮な卵を
養鶏場から直送して頂いています。
小麦粉は、
北海道産のものを使用。
丁寧にふるいにかけることで
なめらかな仕上がりになるのです。
全てが、絶妙な分量で重なり
おおきくて、あたたかな
こぞらのマフィンができあがるのです。
販売とご注意

【オンライン限定商品】
今回の秋便は
通常の島のお便りと異なり
11/19(日)・11/26(日)の
17:00に発売いたします。
また、今回から初めて加わった
パウンドケーキは
11/19(日)発売は「栗」
11/26(日)発売は「蜜柑」が主役となり
素材が変化しますことご了承くださいませ。
次回、冬便は、2月に発売予定です。
・紫芋のクランブルマフィン
・味噌と胡桃のお豆腐マフィン
・ローゼルとチョコレートのマフィン
・自家焙煎珈琲「光の種」スコーン
・蜜柑のパウンドケーキ
焼菓子5点セット
(マフィン3点+スコーン1点
+パウンドケーキ1点)
※5点入りの箱にお入れしてお届けいたします。
通常の島のお便りと異なり
11/19(日)発売分は、11/22(水)の到着
11/26(日)発売分は、11/29(水)の到着
でお手配いたします。
※地域によっては、さらに翌日到着となります。
※時間のご指定は可能ですが、
日の設定はできかねます。
お一人様、2点まででお願いいたします。
5点セットの中身の種類はお選びいただけません。
※季節によって、種類が変更します。
こぞらのおやつセット(3・5・8個セット)と同時注文可能です。
この場合、冷蔵か冷凍かを同じものを選択してください。
※別の表記でご注文いただいた場合、賞味期限を考慮し、
冷凍便でお届けします。
※もちろん、雑貨との同時購入も可能です。
商品について
*お客様のご都合による返品・交換はお受けできません。
*商品に不備があった場合は、商品到着後3日以内にご連絡ください。
返品・交換のご案内をさせて頂きます。(こぞら荘 0799-70-4582)
*送料は別途発生いたしますが、
チルド代金は商品代に含まれております。
保存とお召し上がり方について
保存について*個包装フィルムのまま、冷蔵・冷凍で保存ができます。
冷蔵庫で2日。冷凍庫で2週間程度が目安です。
*乳製品や卵などを使用しておりますので、お取り扱いにはご注意願います。
*マフィンのフィルムを剥がし、
ラップに包んで電子レンジ500Wで20〜30秒ほど温めてください。
触れるとほんのり温かいくらいがおすすめです。
種類によって若干違ってきますので、手で確かめながら微調整をお願いします。
*スコーンの場合は、電子レンジ500Wで20秒ほど温めた後、
トースターで1分程度焼くと美味しくお召し上がりいただけます。
*冷蔵庫から出してすぐは生地がやや硬くなりますので、
30分ほど常温に戻すか、温めてお召し上がりください。
*凍ったままのマフィンのフィルムを剥がし、
ラップに包んで電子レンジ500Wで50秒ほど温めてください。
種類によって若干違ってきますので、手で確かめながら微調整をお願いします。
*自然解凍(2〜3時間ほど)でも美味しくお召し上がりいただけます。
直射日光を避けて解凍し、夏場は冷蔵庫に入れて半日ほど解凍するか、
レンジでの解凍をお願いします。
*スコーンの場合は、電子レンジ500Wで40秒ほど温めた後、
トースターで1分程度焼くと美味しくお召し上がりいただけます。
*自然解凍(2〜3時間ほど)の場合は、
解凍後にトースターだけでも美味しくお召し上がりいただけます。












