光の種blend/自家焙煎珈琲 150g
初めてこの手で焙煎をしたとき
その一粒一粒が
まるで光の種に見えました。
その姿はあまりにも愛おしく
つい少年のような眼差しで
夢中で見つめては
ずっと心がはずんでいました。
珈琲豆の焙煎は
その場所の環境や作り手の心により
味が変化すると言われています。
碧い海、せせらぎ
木々の香りをはこぶ風
鳥たちのうた声、揺らぐ舟の波路
瞬きの間にゆだねるのは
この島の日常と、私たちの願い。
「こぞら荘 光の種」
KOZORASOUからお届けする
自家焙煎珈琲の名です。
日々の中から
小さな光の種を見つけられるような
ほんの少し今日が
いい日で終えられるような
そんな存在となれますように。
1. 光の種blend
自家焙煎珈琲
こぞら荘 光の種の
中心であり始まりでもある
「光の種blend」
こぞら荘内の
焼菓子店 | こぞらのおやつ
カフェ | 森のオト
宿 | 森の宿のお部屋にて
お届けしているブレンドです。
いつの日か
香ったことがあるような
口にしたことがあるような
大切にしまっていた記憶や
忘れかけていた感覚が
ふと浮かび上がってくるような珈琲。
夏の暑い日だったか
しとしとと雨の降る日だったか
つんとする冬の朝だったか
ひとりで過ごした静かな夜だったか。
ひと口、ふた口
含んでいくごとにふわりと広がる余韻
その余韻の中になにかを思い出したり
想像したりすることは人それぞれ
だからこそ
まだ薄暗い早朝にも
真昼のひと休憩にも
3時のおやつのおともにも
夕暮れ時にも
夜風にふかれながらも
時間も場面も選ばない
万人に愛されるブレンドなのです。
いつの間にか椅子に腰掛け
深呼吸をしているような
おだやかな時間になりますように。
–
⚫︎blend分布イメージ
「こぞら荘 光の種」全ブレンドの中で
深煎りのなかの中煎りの焙煎具合
酸味:★★☆☆☆☆
苦味:★★★★☆☆
香り:★★★★☆☆
2. 海の見える焙煎所から
綴っていた言葉の通り
珈琲豆の焙煎は
その場所の環境や作り手の心により
味が変化すると言われています。
だからこそ
美しい淡路島の自然を感じられる場所に
新たに焙煎所をかまえることにしました。
肌をなでる風の感触や
揺れる木立の音
海を眺める田畑の階段
鳥たちが踊るひろい空
そんな風景が
日常にある丘の上で
四季や天気、時間
移りゆくこの島の日々から
届けたい一杯を想い描き
丁寧に焙煎をしています。
豆の気持ちに寄り添いながら
こつこつと研究と学びをくりかえし
また明日も飲みたくなるような
コーヒーをお届けします。
3. ブレンドという出会い
光の種blendは
エチオピア・コスタリカ
ブルンジ・ケニア
4つの産地の珈琲豆を
ブレンドしています。
それぞれが素晴らしい美味しさを
持った珈琲豆ですが
ブレンドをする事で
より奥深く、豊かな風味のある
珈琲となるのです。
遠い国から海を渡り
この淡路島の山の上で出会い
ブレンドし、珈琲になる。
そしてその旅は
手にとってくださるかたの暮らしへ届き
一杯の珈琲となるまで続きます。
珈琲を飲む時にはぜひ
その旅路や、原産国のこと
この山の上で出会った事で生まれた
光の種blendにしか出せない味わいを
楽しんでいただけますと幸いです。
4. コーヒーを淹れる
台所に立ち
お湯を沸かし
コーヒー豆を挽いたり
ドリッパーへフィルターを添えたり
使い慣れたポットから
一滴、また一滴とお湯を注ぐ。
広がる香りと
コーヒーが落ちる音を楽しみながら
ながれる時間を楽しむ。
口にするまでのそんなひとときも
コーヒーの美味しさだと思うのです。
そして、そんなひとときに
ひとてまのご提案をさせてください。
それはお湯の温度を調節すること。
紅茶や日本茶にも適切な温度があるように
コーヒーにも適切な温度があります。
約80〜90℃
それが甘さをしっかりと
引き出してくれる温度なのです。
コーヒーを注ぐ前
クツクツと沸騰したお湯を4回
ポットとコーヒーサーバーの間を
行き来させます。
そうすると
お湯の温度が下がり
ちょうどいい温度になります。
もちろんのんびり
温度が下がるのを待っても大丈夫です。
たったそれだけ。
ほんのひとてまで
コーヒーがより美味しくなるのです。
5. 空気とともにお届けをする
大切に焙煎したコーヒーたちを
どのようにお包みしようか
ああでもない…
こうでもない…
そうあらゆる素材の紙や袋をあつめ
ようやく辿り着いたのが
「蝋引き紙」と「和紙」でした。
蝋を紙に垂らし作られた蝋引き袋。
水耐性があることから
魚屋さんや八百屋さんで
長年使用されてきた暮らしのものです。
触れることで
気まぐれに皺があらわれ、刻まれ
容姿が変化していきます。
また、何度も使い続けることができ
飲み終えた後、何かを入れ
もう一度手にしていただけたら
そんなふうにも思うのです。
そして、和紙。
1000年以上も前、鎌倉時代から
日常に根付いている暮らしのものです。
ところどころに透けている部分もあり
なんと言っても手触りがいいもの。
変わらずにいるような
安心感を与えてくれる存在。
見た目の様や手触りだけでなく
この2つを使用した理由には
そのものたちに宿る
暮らしの背景がそこに在るからなのです。
そして、触れるだけで
なぜか懐かしさや
あたたかさを感じるのはきっと
人が残した物だからこそ。
暮らしを紡いできた
小さな町、田畑、小道、
かつてからそこに在った
草木、土、海、そして香り
私たちが珈琲とともに届けたい
この島の風景や空気、心を
この暮らしのものたちなら
はこんでくれると信じて。
ロゴデザインは
「紙」と「デザイン」に
纏わることを手掛けられている
haseさんに描いていただきました。
この地の風景や空気感を
文字と線で表現していただき
「こぞら荘 光の種」に
込められた想い
〝コーヒーを口にする事で
日々の中からなにか気づきを、種を
見つけていただけたら〟
その願いを「光がさす」という描写にして
表現してくださいました。
6. 豆と粉
コーヒーミルがお家にないとき
忙しい時でもサッと入れたいとき
コーヒー豆が挽かれてあると嬉しいですよね。
こぞら荘では豆のままのお届け
コーヒー豆を挽いた粉の状態
2パターンよりお選びいただけます。
また、挽き具合は
備考欄にてご指定をいただけましたら
粗挽き・中挽き・細挽きの
3種類からご用意が可能です。
※ご指定のない場合は、
その時のおすすめの挽き具合でお届けいたします。
コーヒー豆は
お湯に触れる時間を長くすることで
味を強く出すことができます。
そして挽き具合によって
お湯に触れる時間は調節可能です。
挽き具合を粗くすると
コーヒーの粉はごろごろとした大粒になり
お湯が隙間を早く通り抜けてくれます。
なので、仕上がりは軽やかで
みずみずしい仕上がりになります。
すっきりと軽く飲みたい方にオススメです。
一方、挽き具合を細く
細やかにすることにより
粒と粒の間が狭くなり
お湯はゆっくりと通り抜けます。
仕上がりは まったり と なめらか に。
強いコクが好きな方にオススメです。
バランスがよく、飲みやすい
いつものコーヒーが好きな人には
中挽きがオススメです。
商品について
光の種blend
・原材料:コーヒー豆
・銘柄:エチオピア・コスタリカ・ブルンジ・ケニア
・内容総量:150g
・保存方法:直射日光を避け、保存してください。
・使用上の注意:開封後は、なるべくお早めに使い切るよういしてください。
・ご注文時に、「豆」か「粉」をお選びくださいませ。
※挽き具合の希望がある場合、備考欄にご記載くださいませ。
ご指定のない場合は、おすすめの挽き具合でお届けいたします。
*注意事項
「こぞらのおやつ」と一緒に
冷蔵・冷凍商品と同時注文は可能ですが
冷蔵注文であれば冷蔵保存を
冷凍注文であれば冷凍保存を
必ずお願いいたします。
※温度変化や全解凍をしてしまいますと
味が変化してしまいますので
ご注意くださいませ。
郵送・返品交換について
*基本的にご注文から1週間以内に発送致します。
*お客様のご都合による返品・交換はお受けできません。
*商品に不備があった場合は、商品到着後3日以内にご連絡ください。
返品・交換のご案内をさせて頂きます。(こぞら荘 0799-70-4582)