hibi -和の香り- 

「マッチを擦るなんていつぶりだろう。」

シュッ-

ゆらゆらとお部屋の端っこで
いい香りの煙が泳ぐ。

“淡路島のお香と播磨のマッチ”
兵庫県の2つのものづくりの
伝統が出会って生まれたお香
「hibi」

ただのお香ではなく
火をつける瞬間から
消えるその時までの
時間そのものをたのしむ作品。

暮らしの中の
あらゆるシーンの中で
擦っていただきたい
マッチ型のお香です。

ここ数年
お家の中での暮らしを
楽しむアイテムとして
お取扱をされる
お店様も急増しましたが

原料を製作し
香りの故郷でもある
この淡路島から
やはりお届けをしたく

オンラインショップでも
お取扱することにしました。

日本の伝統を継ぐ
つくり手の想いが宿った
作品なのです。

定番の香りやdeepの香りのような
甘さがあるような香りではなく
植物そのもののような
落ち着く和の香りです。

1.香りとマッチの出会い

ここ淡路島の西側
海沿いを走ると
漂ってくる
懐かしい気持ちに
させてくれる
お線香の香り。

実はあまり知られていないのですが
淡路島で作られる
お香・線香の生産量は、
国産の約7割を占めるほどなのです。

それは、むかしむかし
595年の話。

その話は、
日本書紀に記されています。

淡路島に沈香の木が漂着し
それを燃やしたところ香りがし
帝に献上した、と。

その後、
お香の乾燥に適したこの地
独特の「西風」に支えられ
この淡路島の地に根付きました。

しかし、お墓参りなども行く頻度が
少なくなってきている現代では
お線香を使う場面が
だんだん無くなってきているのです。

〝この香りの文化を
 語り継いでいきたい〟

そんな風に思っていたところ
もう一つの失いたくない
伝統産業と出会ったそうです。

それが、マッチでした。

マッチ製造の技術がヨーロッパから
日本にもたらされたのは明治の初め。

やがてその品質の良さで、
日本製マッチは海外への輸出品目へと
成長を遂げほどのものとなります。

とくに神戸から姫路にかけての一帯は
神戸港に近く外国人貿易商とも
手を組みやすいという利点を生かし、
マッチ製造業の集積地として栄えたのです。

そんな姫路の地で、
1929年に創業した神戸マッチ株式会社。

今でもマッチ製造は姫路地方の地場産業で、
国内で生産されるマッチの
約7割を占めるといわれるほどです。

しかし、香り同様
マッチを擦ることすらできない
そんな若者も増えつつある今

〝マッチのルーツを語り継ぐことができれば〟

そう想い

同じ兵庫県の伝統産業
香りとマッチを組み合わせ
伝統を後世に伝える
作品作りがはじまりました。

このふたつのものづくりの出会いが
「hibi」の誕生のきっかけだったのです。

2.日常と香り

人は1日の中で、たった10分間
ゆったりと過ごすことで
脳内がリフレッシュされるそうです。

そのなかでも「香り」は
安らぎにとても大切なものです。

春、爽やかな風が運んでくれる
植物の優しい香り。

夏の夜、鼻にツンとくるのに
どこか懐かしい火薬の香り。

秋の夕暮れ、通りすがりに
ふわっと包み込むような
金木犀の香り。

冬の寒いある日、どこかから薫る
温かいシチューの香り。

そんな風に
私たちは知らぬ間に
日常の中でいろいろな香りを
重ねて過ごしているのです。

〝自然の香りに身をゆだねて。
日常に10分、自然のアロマを〟

そのコンセプトから誕生した
「hibi」は
着火剤のいらない
マッチ型のお香です。

スーッと、天の方へ
のぼっていく煙から香る
草木や植物、ハーブの香り。

それはどこか懐かしく
ホッとする静けさで
優しく心を包み込んでくれます。

1日の始まりに
リラックスしたいときに

焼肉後のお部屋に
大切な人を招待するときに

集中したいときに
1日の終わり、眠る前に。

それぞれに過ごす10分間を
ぜひお愉しみください。

3.「和」の3つの香り

温泉や旅館に
訪れた時のような
日本人であれば誰もが
心落ち着く香り。

自然に不思議と
懐かしくなったり
心があたたかくなります。

・Japanese cypress(ひのき)

緑が生い茂る
ふかい森の中にいるような清々しい香り。
前向きな気持ちになりたいとき
リフレッシュしたいときにも効果的です。

・Sandalwood(白檀)

ほのかに甘く
心を穏やかにしてくれる香り。
ほっと一息つきたい時や
自分自身とゆっくり と
対話したい時にもおすすめです。

・Yuzu(ゆず)

古くからの薬用植物としても
親しまれてきたゆずの香り。
心と体の緊張をほぐすとともに
リラックス効果ももたらします。
さらに寝る前に楽しんでいただくと、
睡眠の質が向上する効果もあります。

4.日々とhibi

〝hIbi〟という名前は
日本語の日々が由来となっています。
パッケージのロゴも
日と日を並べたデザインになっています。

日々、香りを身近に感じてほしい
という想いが形になった作品です。

封を開けると二つの箱があり
一つ目の箱には、8本のマッチ。

二つ目の箱には、
黒い不燃性のマットが入っています。

さらにそのマットが入っている
箱の内側には遮熱コーティングを施し
受け皿としてそのままデスクの上などでも
ご使用いただけます。

ご使用方法ですが
まずマッチ同様に擦っていただきます。

マッチであれば
火をつけたあとに消しますが
こちらはお香ですので
消さずに自然と火が消えるまで
数秒お待ちください。

着火のためのワックスを
完全に燃焼させることで
マッチの匂いが残らず
お香にも確実に火が燃え移ります。

火が消えたら、
黒いマットの上に置いて
10分間の香りをお楽しみください。

現代には便利なものがたくさんある

でも、かつてからあるものにも
それぞれに意味があり
色々な知恵や歴史が詰まっているのです。

便利が全てじゃない。

この時代にこそ
マッチを擦る、香りを嗜む
火をつける瞬間から
いろんな想いを巡らせてほしいのです。

商品について

・種類
Japanese cypress(ひのき)
Sandalwood(白檀)
Yuzu(ゆず)

・入数:お香スティック 8本
・香料:天然ハーブ系オイル配合
・専用マット:不燃性炭素マット
(マットはトレーに入った状態
 もしくは陶器やガラスの上などでご使用ください)


ご注意
・火の取り扱いには十分に注意し、使用してください。
・必ず炎が収まってからお香に火が移ったのを確認してから、専用マットに置いてください。
・食べ物ではありません。特に乳幼児の手の届かないところで保管してください。
・用途以外の使用はしないでください。
・変質を防ぐため、高温多湿な所での保管は避けてください。

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ネコポスでの発送も可能でございます。

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あらかじめご了承くださいませ。


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